今さら聞けない「美白ケアの基本」

美白※1ケアってどんな化粧品を使ったらいいの?「美白※1 」とうたっているアイテムがたくさんあって、一体どれがいいのかわからない・・・このように思っている方も多いのでは?

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まずは正しい知識とシンプルなケアから

シミ※2 の原因となるのは「メラニン」という色素です。日やけをするとメラニンが多く生成されて肌は黒くなりますが、肌の生まれ変わりとともにメラニンは排出され、元の肌色に戻ります。

ところが様々な原因によってメラニンが過剰に生成され、排出されずに滞っているのが「シミ※2 」です。

そこでおすすめしたいのが「薬用美白化粧品」。
メラニンの生成を抑え、シミ※2 やそばかすを防ぐ「美白有効成分」が一定量配合されています。

まずは自分にあった、続けやすいシンプルケアからスタートして、日々のお手入れをしっかり続けてください。美白※1 ケアにおいて最も大切なのは継続することなのです。

美白有効成分とは

「メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ効果」について厚生労働省から認可された成分です。薬ほど即効性はなく、ケアを続けることで、ゆるやかにシミ※2 の予防と改善が期待できる「医薬部外品」に配合されます。

美白有効成分には様々な種類があり、現在およそ20数種類の成分が認可されています。よく使われている5つの成分を左にご紹介します。美白化粧品選びのヒントにしてくださいね。

アルブチン

ハイドロキノン誘導体としても知られている美白※1 成分。時間をかけて徐々に効果を発揮する成分で、シミ※2 やそばかすの予防におすすめです。

ビタミンC誘導体

酸化しやすく、肌に吸収されにくいビタミンCに比べ、ビタミンC誘導体は浸透※3 しやすく、メラニン色素を抑えて色素沈着を防ぐ働きをします。コラーゲンを生成する働きもあります。

トラネキサム酸

メラニンの生成を抑制してシミ※2 ・そばかすを防ぐ効果があります。抗炎症作用からニキビ跡や肝斑にも用いられます。

ハイドロキノン

高い美白※1 効果を持つので、シミ※2 やそばかすを消したり、肌全体の透明感などを実感していくこともできます。反面、肌への刺激が強く、酸化(劣化)しやすいといったマイナス面もあります。

プラセンタエキス

動物の胎盤から抽出された成分。古くからメラニン生成を抑制する作用があるといわれ、医薬部外品の有効成分としても活用されてきました。

美白※1と保湿はセットで

美白※1 ケアで忘れがちなのが乾燥対策。保湿ができている肌は、紫外線ダメージそのものを受けにくくすることができるのです。美白※1 と保湿はセットで行いましょう。

もちろん、年間を通して毎日の紫外線対策も忘れずに。40代~50代からでもまだ間に合います!なるべく早めの対策をして、これ以上シミ※2 を増やさないようにケアを続けることが大切です。

原理をわかっていると、ケア商品を選ぶ時にも迷わなくなってきますよねまずはできることから継続していきましょう!

※1 メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
※2 日焼けによる
※3 角質層まで

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