「シニアうつ」になっていませんか?

近頃どうもやる気が出ない、気分がすっきりしないー。それ「シニアうつ」のサインかもしれません。

「年を重ねると体の衰えや環境の変化によって不安やストレスを抱えやすくなります。そのため、シニアはうつになりやすいのです。しかも、認知症と間違われて対応が遅れ、悪化することも」(精神科医・保坂 隆先生)

シニアうつの予防で大切なのは、考え方や行動をちょっと変えること。心を整えるヒントをご紹介します。

教えてくれたのは…
保坂 隆先生
精神科医。保坂サイコオンコロジー・クリニック院長。シニア世代の心の健康や、前向きに年齢重ねるためのヒントを発信している。

保坂 隆先生
目次

「シニアうつ」になる原因とは?

このようなことが、シニアうつのきっかけになります。セルフケアで前向きな気持ちを取り戻していきましょう。ただし、改善しない場合は医療機関を受診して。

《心の不調、見逃さないで!》
▢前は楽しかったことが楽しくない
▢最近、声を出して笑っていない
▢親しい人に、ついきつい口調になる
▢物事を悪いほうへ考えてしまう
▢失敗したことを気に病むことが増えた
▢朝起きるのがつらくなった
▢人と会うのがおっくうになった

※1つでも当てはまる場合は「シニアうつ」の可能性が!

心がラクになる4つの考え方

シニアうつの原因になるのが、長い人生で染みついた考え方のクセ。少し視点を変えて、心にゆとりを。

身近な幸せを見つける

仕事をリタイアすると、人生の意義を見失って心が沈みがちに。道端の花を愛でたり、旬の食材を楽しんだり、身近な幸せに目を向けてみましょう。

ひとり時間を楽しむ

楽しい時間を過ごせていますか?充実させてほしいのが、ひとりの時間。孤独ではなく、自分のペースで使える時間と考えて、カラオケや映画などを楽しんで。

「~すべき」を手放す

「~すべき」「~しなければならない」という思い込みは、自分を追い詰め、人に不満を持つ原因に。本当にすべきことか考えて、少しずつ手放しましょう。

「80点でよし」とする

真面目で責任感の強いのは良いことですが、がんばりすぎて疲れていませんか。100点を目指さず、80点の合格点でOKと考え、自分をラクにしてあげて。

「シニアうつ」知らずの暮らし方

毎日の生活に、ちょっとした習慣をプラスしましょう。心が安定して、うつ予防に。

朝のウォーキングで
幸せホルモンアップ

朝日を浴びると、幸福感を高めるホルモン「セロトニン」の分泌が促されます。また、運動には気分の落ち込みを和らげる効果も。朝のウォーキングを習慣にしましょう。

1日1回、誰かに
話しかける

人との会話は、安心感をもたらすホルモン「オキシトシン」を増やします。買い物は商店を利用してお店の人に話しかけるなど、1日1回は誰かと会話することを心がけて。

深呼吸で気持ちを
安定させる

深呼吸は自律神経のバランスを整え、気持ちを安定させる効果が。鼻から息を吸い、お腹に手を当てながら膨らませ、ロからゆっくり息を吐いてお腹をへこませて。

たまには小さな
贅沢を楽しむ

日常に「小さな贅沢」を取り入れると、ワクワク感で気持ちがアップします。雰囲気のいいカフェでケーキを楽しむなど、いつもと違うひと時を楽しんで。

最後に

いかがでしたか?「シニアうつ」にならないようできることから対策していきましょう!
次のページでは今月のレシピをご紹介!
「心を元気にするレシピ」ぜひご覧ください✨


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