年末年始のお疲れ胃腸を癒す「腕の腹もみ」

年末年始、つい食べ過ぎてしまい、胃腸がお疲れ気味・・・という人も多いのでは。そんな時は「腕もみ」でのセルフケアがおすすめです。

東洋医学では、体内を流れる「気」というエネルギーがあり、この気が滞ると体に不調が表れやすくなると考えられています。腕には胃腸に関連する気の流れやツボが集まっているため、これらを刺激する腕もみを行うことで気の滞りを解消。体調が整いやすくなるのです。

今回ご紹介する「腕もみ」で、手軽に胃腸を元気にしましょう!

教えてくれたのは…
孫 維良 先生
東京中医学研究所所長。施術の傍ら、メディア出演や講演等も多数。

孫維良先生
孫維良先生

教えてくれたのは…
孫 維良 先生
東京中医学研究所所長。施術の傍ら、メディア出演や講演なども多数。

目次

「腕をもむ」と胃腸が元気になるワケ

6本の経脈が集中

気の流れ道のうち、主要12本を「経脈」といいます。胃腸に関連する経脈は10本あり、腕にはそのうちの6本が集中。また「内関」や「労宮」など、胃腸を整えるツボも多数あります。

腕を走る経脈

全身のめぐりがUP

手足など体の末端は、老廃物が溜まりやすい部位。
腕もみで血液やリンパの流れをよくすることで全身のめぐりもよくなり、不調の改善が期待できます。

メカニズムが分かったら、今度は「腕の腹もみ」のやり方をチェック!

【1分でOK!】腕の腹もみのやり方

◎押す側の腕に力を入れすぎない
押す側の腕に力が入りすぎると、うまく体重がかかりません。こぶしを強く握らないよう注意して。

◎刺激が足りない人は
ひじの先端を使って押しましょう。押せる範囲は狭くなりますが、深く強い刺激を与えられます。

次は、胃腸を元気にする食材をご紹介!お疲れ胃腸を体の中から元気にしていきましょう!

胃腸を元気にする食べ物

医食同源の食事法「薬膳」では、季節や体調に合わせてとり入れたい食材があります。日々の食事に生かして、胃腸を整えましょう。

最後に

いかがでしたか? ご紹介した方法を取り入れて、お疲れ胃腸を癒し、気持ちよく新年のスタートを切りましょう♪

また、次のページで「胃腸を労わるレシピ」をご紹介しております! ご紹介した食材の使い方のコツをご覧いただき、作ってみてはいかがでしょうか?✨


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