夏に要注意!「冷えバテ」を防ぐ毎日習慣

夏バテといえば、暑さによる夏の不調のこと。しかし現代の夏では「冷え」が問題になっています。

最近は、スーパー、乗り物、職場など、どこでも冷房が効きすぎており、それに対し、外はうだる暑さ。この気温差に応じて体温を調整するのは「自律神経」の役目ですが、一日中働きっぱなしでバランスが乱れ、体がバテやすくなるのです。
さらに、冷たい飲み物やアイスなどで胃腸を冷やすことも体調不良の原因に。

今回は、こうした夏の「冷えバテ」を防ぐ方法をご紹介します。

目次

まずはチェック!こんな方は「冷えバテ」予備軍

ひとくちに「冷えバテ」と言っても、冷えバテには様々な症状があります。
代表的な冷えバテは胃腸力が低下した「食冷えバテ」自律神経が乱れた「冷房バテ」です。
下のチェックリストでいくつ当てはまるかチェックしてみましょう!

いかがでしょうか?
ひとつでも当てはまった方は、つぎの冷えバテのケア方法をチェックしてみましょう!

冷えバテのケアは4つの「くび」がポイント

体には、冷えやすいものの、温め効果が高いところがあります。冷やさない服装を取り入れたり、血流をよくするエクササイズをマメに行いましょう。

体を冷やさない服装

手首足首 から冷えが入り込む
「首・手首・足首」の3つのクビは、血流の多い動脈が肌の表面近くを走っています。冷えやすい部分なので、首にスカーフを巻くなどカバーを。

くびれ(お腹)を温めると体の代謝がアップ
もう一つのクビが「くびれ(お腹)」。冷たい食べ物での冷えを防ぐとともに、ここを温めると腸が元気になり、免疫カアップに。薄手の腹巻きがオススメ。

クビを温める冷え取りエクササイズ

首ぐるりん
首を左右にゆっくり大きく数回回すだけで、血流がよくなり冷えやコリの防止に。

お腹ぐるぐる
おへそを中心に時計回りでお腹をやさしくさすりましょう。温かく感じるくらいが目安。

足首くいくい
足を前に投げ出し「足首を立てる↔伸ばす」を数回くりかえす。むくみにも効果的。

手首フリフリ
両手を体の前に真っすぐ伸ばして「手首を立てる↔伸ばす」を数回くりかえす。

冷えバテを防ぐ食のコツ

冷えバテを防ぐ食のポイントをご紹介!
冷たい食べ物を控え、体を温める食材を摂って、夏の体を元気に保ちましょう!

①常温か温かい物を食べる
私たちが冷たい物を食べるようになったのは、冷蔵庫が普及したこの数十年のこと。冷たい食べ物は体に負担をかけます。野菜はサラダより温野菜を。口に入れる物は、夏でも常温か温かい物にするよう心がけて。


②寝起きの白湯で血流をアップ
起き抜けの鈍い体に温かい白湯を流し込むと、熱が生じて活動的になり、冷えにくい体に。温度は、熱々がいいわけではなく、体温より上で、心地よく飲める温かさならOKです。毎朝の習慣に。


③夏が旬の温め食材を摂る
薬膳では、食材により体を温めたり冷やす性質があるとされます。夏が旬の食材は体を冷やす物も多いですが、以下の食材は温め作用があるとされるので積極的に摂りましょう。


④体が温まる薬味をプラス
ネギ、しょうが、ニンニクなどの薬味には体を温める作用があります。みそ汁に加えるなど、手軽に活用しましょう。なお、しょうがは加熱することで、体を芯から温める「ショウガオール」という成分が増加します。

最後に

いかがでしたか?

夏は暑さによるバテが注目されがちですが、実は冷えバテが天敵。
日常でできる「4つのくびケアと食のポイント」を取り入れて、いきいきとした夏を過ごしましょう♪


【注目】その他の人気記事はこちら

こういうものだと諦めていませんか?「梅雨時不調」はどうしてなるのか、また、どう対策したらよいのか、詳しく解説します!

放っておくとあなたもフレイル予備軍に…!いくつ当てはまるかここからチェック!!

以前は何時間でも眠れたのに、最近は早起きになってきた、と感じることはありませんか…?今すぐ対策をチェック!

目次