「フタが開けられない」が解消!握力回復トレ

「このペットボトルのフタ、固いわね…」と思ったら、フタのせいではなく、握力の衰えが原因の可能性大です。

「握る、つかむ、持ち上げる、といった手の基本動作に必要なのが握力です。衰えを放置すると日常生活が不便になるだけでなく、活動量が低下して、循環器系の病気や認知症リスクも高まります」(作業療法士・荻野秀一郎先生)

握力は、指や手のひらの筋肉をよく動かすことでアップします。
3つのトレーニングで、しっかり握れる力を取り戻しましょう。

教えてくれたのは…
荻野 秀一郎先生
作業療法士。病院での臨床経験を生かし、大田区を中心に、シニア向けの介護予防体操を指導している。YouTubeでも精力的に発信中。

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荻野 秀一郎先生
目次

しっかり握るためのポイント

1.小指の力
物を握るときは、小指が手のひらの力を中央に集めて安定させています。小指の力が弱いと力が分散し、しっかり握れません。

2.指を閉じる筋肉
指と指の間にある筋肉は、指を閉じる動きで握る力を補強します。しっかり働くと力がすき間なく伝わり、深く握れます。

3.手首の反り
物を握るとき、人は無意識に手首をわずかに反らせて力を発揮しています。この動きにより、安定してつかめます。

ポイントが確認できたら、3つのトレーニング「握力回復トレ」を試してみましょう!

3つのトレーニングで握力を強く!

3つのポイントにつながる筋トレで、握力を取り戻しましょう。スキマ時間に取り入れてみて!

小指タッチトレ

小指と親指を近づける動きで手のひらの内側の筋肉を強化。握る力が安定します。

手のひらを広げ、小指と親指の腹をしっかりつける。ゆっくり20回繰り返す。

【+テク】
親指と小指でリモコンをつまんで持ち上げて、指先の力をさらに強化して。

手のひら開閉トレ

指を閉じる力を鍛えることで、ガッチリ握ってフタの開けられる手に。

手のひらを大きく開いて閉じる。指は開ききるように、ゆっくり20回繰り返す。

【+テク】
やわらかいボールやスポンジを握りつぶして、手のひらの筋肉を刺激する。

年首反らしトレ

手首を反らす筋肉を鍛えることで、手と指が連動し、しっかり力が入るように。

ひじを伸ばし、手を軽く握る。手首をゆっくり反らし元に戻す動きを、10回繰り返す。

【+テク】
中身の入ったペットボトルを持って行うと、トレーニング効果がアップ。

さらに、‘‘日常生活’’の中でできる握力を高める工夫もチェック!

握力を高める手の使い方

日常生活のなかでも、握力はちょっとした工夫で高めることができます。
コツコツ続けることで、自然と握る力がアップ!

タオルは小指から力を入れて絞る

タオルやぞうきんは、小指から順にして力を入れて握り、縦に持って手首を内側に絞るのがコツ。手のひら全体で包み込むようにすると無理なく力が入り、しっかりと水分を絞ることができます。

ペットボトルの開閉は
小指までしっかり使う

ペットボトルのフタは親指と人差し指で握り、小指までしっかり曲げるのがコツ。手のひら全体の力が親指と人差し指に伝わり、力がグッと入ります。

買い物袋は手のひら全体で支える

買い物袋は指先に引っかけず、手のひら全体で支えるように持って。力が分散されて無理なく力が入り、安定して持てます。重さによる負担も軽減できます。

包丁や掃除機はしっかり持つ

包丁を使う、フライパンを持つなど、料理中は自然と握る動作が増えます。また、掃除機がけは掃除機の適度な重さにより、無理なく握力を高められます。料理も掃除も、道具をしっかり握って持つことを意識して。

最後に

いかがでしたか?「フタが開けられない」が解消!握力回復トレ。
次のページでは今月のレシピをご紹介!
「夏バテ予防レシピ」ぜひご覧ください✨


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