「聞こえづらい」が改善するテレビで耳トレ

だんだん聞こえづらくなってきたのを“年のせい”とそのままにしていませんか?

「聴力の低下は大きな不便を感じにくく、見過ごしがちです。しかし、放置すると脳機能が低下し、認知症にもつながります」

と話すのは、耳鼻咽頭科医の坂田英明先生。
そこで“聞こえ”を良くする対策を始めましょう。

「低下した聴力は元に戻りませんが、“聞こえづらさ”はトレーニングで改善できます」
テレビを見ながらできる“耳トレ”で、しっかり聞こえる耳に!

教えてくれたのは…
坂田 英明先生
川越耳科学クリニック院長。難聴やめまい、耳鳴りの最新治療に取り組む傍ら、メディアでの情報発信にも力を入れている。

坂田 英明先生
目次

聞こえづらさの原因は「内耳」と「脳」

イラストで解説!聞こえづらさのメカニズム

鼓膜から伝わった音の振動は、まず内耳の「有毛細胞」で電気信号に変換されます。次に脳へ伝わり、音として認識。加齢で有毛細胞が減少・劣化し、脳機能が低下すると、聞こえづらさを感じるように。

見逃し注意!「聞こえづらい」のサインはこれ

<「聞こえづらい」のサインはこれ!>
▢聞き返すことが増えた
▢聞き間違いが多くなった
▢話がかみ合わない
▢話す声が大きいと言われる
▢テレビの音が大きくなった
▢駅など騒々しい場所で聞き取りづらい

現状が確認できたら、「耳トレ」を実践しましょう!

3ステップで「聞き取り力」がアップ

聞こえづらさを改善するには、内耳と脳を活性化させることが大切。
さまざまな種類の音が飛び交うテレビを見ながら、手軽にトレーニングを!

ステップ1 ニュース番組で集中トレ

まず音に集中するトレーニングから。聞き取りやすい、ニュース番組がおすすめ。目を閉じ、アナウンサーの声に集中して。視覚の情報がないと、脳は聴覚に集中できます。頭の中で場面を想像すると、認知機能の向上にも◎。

ステップ2 バラエティ番組で速聴トレ

身の回りにはさまざまな音があふれています。そこから聞きたい音を聞き分けるには「速聴トレ」が有効。バラエティー番組は複数人が早ロで話すため、速聴の練習に最適。1人の声を集中して聞くことを繰り返して。

ステップ3 音楽番組で音のイメトレ

音には「大小」「高低」「リズム」があります。これを意識しながら聞くと、脳の情報処理能力がアップ。音楽番組で流れる曲の中から1つの楽器に集中し、目を閉じて「大小」「高低」「リズム」を認識しながら聞いてみて。

さらに、耳トレを取り入れつつ、普段の生活習慣も見直せるとGOOD!

「聞こえやすさ」を守る生活習慣

聞こえは日々の習慣から大きな影響を受けています。
耳にストレスをかけない生活を心がけましょう!

大きな音を聞き続けない

大きな音や一定以上の音量を毎日聞き続けると内耳の有毛細胞が傷つき、難聴が悪化します。聞こえづらいからとテレビの音量を上げるのはNG。無理せず補聴器を活用して。

ウォーキングで内耳と脳を活性化

内耳の血流が良くなると、音のセンサー・有毛細胞も活性化されます。ウォーキングは血流アップに効果的。自然の音に耳を傾けながら歩くと、聞くトレーニングにも。

抗酸化食材で内耳をサビつかせない

体内に、老化のもとになる「活性酸素」がたまると、内耳もダメージを受けます。黒ごまやブロッコリー、カボチャなど、抗酸化成分が豊富な食材を積極的に摂りましょう。

耳掃除は難聴のもと耳鼻科へ行って

耳かきや綿棒は耳垢を奥に押し込んでしまったり、耳の中を傷つけ、聞こえを悪くする原因に。耳掃除は、実は半年に1回で十分。耳鼻科でやってもらいましょう。保険も効きます。

最後に

いかがでしたか?「聞こえづらい」が改善するテレビで耳トレ。
次のページでは今月のレシピをご紹介!
「耳の元気を支えるレシピ」ぜひご覧ください✨


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