「些細なことでイラッとしてしまう」「つい怒鳴ってしまい、あとで落ち込む」など、“怒り”に振り回されていませんか?
「私も以前は怒りっぽかったのですが、イライラの制御法を知ってから人間関係がうまくいくようになりました」と話すのは、怒りの制御法の専門家・安藤俊介さん。
「怒りは誰にでもある自然な感情で、無理に抑える必要はありません。ただ、怒るべきこと・そうではないことを整理して。無駄なイライラがぐっと減りますよ」
怒りとの上手な付き合い方を身につけましょう。
教えてくれたのは…
安藤 俊介さん
日本アンガーマネジメント協会ファウンダー。日本の慣習や文化に合った怒りのコントロール法を広げる活動をしている。

なぜ「イライラ」が起きる?
そもそも、なぜ「イライラ」が起こるかご存じですか?
怒りは自分の“当たり前”が揺らぐと起こる
「約束の時間は守るべき」など、人はそれぞれ自分の中に「こうあるべき」という価値観を持っています。それが通用しなかったときに、怒りの感情が生まれます。


イライラを抑える3ステップ
イラッとしたらすぐに爆発せず、怒る必要があるかどうか整理してみましょう。
ステップ1
深呼吸で気持ちを落ち着かせる

突発的な怒りは6秒でピークを過ぎるといいます。その間、意識を怒りからそらせて、まず落ち着きを取り戻して。6つ数えながら深呼吸をしたり、目の前のものをじっくり観察するなどして怒りの火を鎮めましょう。
ステップ2
本当に許せないことか心に問う

怒りを感じた言動が本当に許せないことなのか、自分の心に問いかけてみましょう。右ページの図のように「許せる」「まあ許せる」「許せない」の3段階で客観的に判断する習慣をつけると、許容度が広がります。
ステップ3
変えられないことは手放す

残った怒りは「変えられるかどうか」という軸で整理してみましょう。過去の出来事や交通機関の遅延など、自分のカで変えられないことは思い切って手放して。そのうえで「許せない」「納得できない」ことは次の対処を。
ここまで整理できたら「怒りの上手な伝え方」もチェックしてみましょう!
怒りの上手な伝え方
怒りの原因を解決するには、言葉による表現が大切です。
感情的にならず、自分がどうしてほしいのかを具体的に伝えましょう。
落ち着いてゆっくり話す

カッとなって早ロで責め立てると、相手はかたくなになり、耳を傾けてもらえません。落ち着いてゆっくり話すと説得力が増し、冷静に聞いてもらいやすくなります。
「私」を主語にして気持ちを率直に

「あなた」を主語にすると、相手は責められていると感じ、反発したり心を閉ざしてしまいがち。「私は困る」など自分を主語にして、怒りの裏側にある気持ちを伝えて。
違和感があったらためずに伝える

「この前も言ったけど…」など、過去の話を蒸し返したり、「いつも」「絶対」など怒りを強調する表現を使うのはNG 。違和感があったらため込まず、こまめに伝えて。
<怒りっぽい人への対処法>
適度な距離感で怒りに動じない

怒りに怒りで返すとケンカとなり、譲るとあなたがモヤモヤすることに。黙って話を聞くなど、怒りに動じない態度を心がけて。
最後に
いかがでしたか?頭に来たら「脱・イライラ」の手引きを思い出してみてくださいね♪
次のページでは今月のレシピをご紹介!
「イライラを抑えるレシピ」ぜひご覧ください✨




