”ちょい足し”豆活で低栄養を防ぐ

夏バテで食欲がない・・・それ、実は栄養不足が原因かも⁉

今回は低栄養解消のために取り入れたい「豆活」をご紹介します!

教えてくれたのは…
清水 加奈子先生
国立北京中医学大学で学び、国際中医薬膳師の資格も持つ。多数のメディアでレシピ提案や監修を行っている。

清水 加奈子先生

教えてくれたのは…
清水 加奈子先生
国立北京中医学大学で学び、国際中医薬膳師の資格も持つ。多数のメディアでレシピ提案や監修を行っている。

清水 加奈子先生
目次

低栄養に陥るメカニズム

そもそもなぜ低栄養に陥ってしまうのでしょうか?
豆活についてご紹介する前にそのメカニズムについてご説明します!

体を作るたんぱく質が足りないと、筋力や体力が低下し、活動量が減少。
さらに食欲がなくなるという悪循環に。

そんなときに、取り入れていきたいのが「豆」。

管理栄養士・清水加奈子先生曰く、
たんぱく質を十分摂るため、食卓に増やしてほしいのが豆類です。肉や魚など動物性のたんぱく質と働きが違うので、毎日摂って。特に大豆は健康成分が多く、脂質は少ないのでシニアにおすすめです」

ふだんの食事に”ちょい足し”して、豆活を始めましよう!

豆活で手軽に栄養補給

大豆が筋力低下をSTOP!
大豆のたんぱく質には、筋肉の分解を阻止する成分が。加齢とともに減りやすい筋肉量を保ってくれます。老化を防ぐ作用もあり、若々しい体に。

豆活におすすめの大豆一家

豆活の強い味方、大豆や大豆製品は、こんなに種類が豊富。
すべて活用できていますか?

おなじみの大豆一家

納豆、厚揚げ、木綿豆腐は特にたんぱく質が豊富な大豆製品。積極的に取り入れましょう。

大豆マメ知識①

大豆はたんぱく質以外にもさまざまな栄養成分が!

女性にうれしい 大豆イソフラボン

女性ホルモンと似た働きをし、更年期以降の不調改善に。骨粗しょう症などに効果的。

血管を強くする 大豆レシチン

血管を強くして高血圧を防いだり、脳を活性化させて認知症予防などに働く。

抗酸化作用を持つ 大豆サポニン

血液中の中性脂肪を低下させ、動脈硬化を予防。また、体の老化を防ぐ抗酸化作用も。

善玉菌のエサとなる オリゴ糖

腸でビフィズス菌や乳酸菌を増やして”腸活”に。腸内環境が整うと免疫力アップにも。

”ちょい足し”豆活テクニック

大豆が体に良いのはわかっていても、同じ食べ方になりがち・・・。
肉の代わりに使ってみたり、間食にも取り入れてたっぷりいただきましょう。

大豆マメ知識②

ごはんなど炭水化物と一緒に
主食の炭水化物を抜くと、たんぱく質が体を動かすエネルギーに使われてしまい、筋力低下につながります。お茶碗半分でも必ず摂って。

1日に摂りたい大豆の目安
たんぱく質は、植物性と動物性を1:1で摂るのが理想的。大豆の摂取は、たんぱく質量で1日30gほどが目安です。

最後に

いかがでしたか?普段の食事に豆活を”ちょい足し”して、手軽に栄養を取り入れましょう♪

次のページで「豆」を使ったレシピをご紹介!
手軽に作れる「豆の小鉢レシピ」ぜひお試しください✨


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